【加藤先生】
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★ 加藤廣直(かとう ひろなお)先生のご紹介
☆氏名:【加藤 廣直 (かとう ひろなお)先生】
☆性別:【男性】
☆現在お住いの地域:【宮城県】
☆事務局・主催等:【理学操体 創始者】
☆整体院・治療院:【ひふみ健康院 院長】
http://hihumi-soutai.com
☆保有資格:【理学療法士】
★10月4日 加藤先生のコラム
こんにちは
加藤です。
いつも理学操体ページをご覧いただき
有難う御座います。
さて今日は・・・
「トレンド」と「シフト」
という言葉ご存知でしょうか?
どちらもどこかで聞いたことがある言葉ですね。
私もなんとなく聞いたことある、知っているレベルで改めて考えたことはありませんでした。
先日東北ではかなり大きな会社を経営されている患者さんから教えていただきました。
会社を経営・運営するうえでも大局を見定める視点になるそうです。
トレンドとは簡単に言えば
その時の流行り、シーズンもの。
よくファッションやスイーツなどで用いられる言葉ですね。
「今年の春のトレンドは・・・」
とかよく聞きますね。
それに対してシフト
シフトとは簡単に言えば
移行、変革。
ちょっと重々しいイメージですね。
例えば・・・
固定電話から携帯電話へのシフト
ガソリン自動車から電気自動車へのシフト
全国のガソリンスタンドが減少しはじめ電気充電ステーションが増加していること
など、時代がそれを求め、不可逆性のステージへ変わるということ。
企業がこれから固定電話やガソリン自動車への設備投資を増加しても20年後にはその産業、市場自体が無くなっていては元も子もないということです。
さて、ここで整体に目を向けていただきたいと思います。
今現在あなたが行っている技術は・・・
トレンドの手技ですか?
シフトの手技ですか?
つまり、流行りの手技ですか?
それとも身体の法則に目を向け、理に適った手技でしょうか?
流行りの技術の特徴は
初めは楽しく飽きがきやすく、応用が広がらない、一般的よりむしろ神がかり的、専門的、宗教的、秘密主義、奥義主義。
時代のシフトに適う技術の特徴は、
初めも楽しく、工夫の余地がたくさんあり、飽きが来ず、応用範囲が広い、再現性があり現実的、専門家でも一般の方でもそこそこできる。オープンで開けっぴろげ。
さて、あなたの手技を照らし合わせるといかがでしょうか?
もちろん、トレンドと認識しながら「野次馬」をして愉しむのも大事ですね。
余裕につながりますから。
ただトレンドに振り回されていつまでも軸が出来ないのは問題かとも思います。
~結論~
私としては
再現性が高く、だれでも練習をすればちゃんとで出来て
民間だけでなく医療の現場でも幅広く用いられ
日本だけでなく言葉の通じない世界各国で使われやすい手技
を目指しています。
次の時代へシフト
日本から世界へ、世界から日本へ逆輸入。
これを共有目標に理学操体をみんなで楽しんでいきたいと思います。
【理学操体セミナーのお知らせ】
10月8日 (日)理学操体岡山セミナー
10月21日(土)理学操体沖縄セミナー
10月22日(日)理学操体宮﨑セミナー(残り1席)
11月3日 (金・祝)理学操体東京1デイセミナー
詳しくはコチラをご覧ください。
★10月11日 加藤先生のコラム
こんばんは
加藤です。
今日は「社風診断」という企業向けの会社の居心地の良さ、経営陣と職員との意思疎通度合い等を客観的に診断する指標について書こうと思いましたが・・・
今朝、北海道のホープ増田先生よりうれしい近況報告をいただいたのでその報告を全文ご紹介することにしました(増田先生より許可済みです、社風診断に関しては来週書こうかな)
増田先生に関してはちょこちょこ私のブログやFBにてご紹介しているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれないですね。
彼は北海道の総合病院にてPTとして働いています。昨年、宮城の私のお店で開催している理学操体養成コース基礎科を受講し今年の春に応用科も終了しました。
昨年初めて私のお店に来たときはどこかナヨナヨし自信なさげな印象が強く、かなり手厳しくダメ出しをした覚えがあります(養成コースは【身内】と同じだと考えていますのでかなり厳しい指摘をします、【褒めてるうち】はお客さん扱いです)。あまり言いすぎて、もう来なくなるかな?と思いましたがめげずにまた来るので、芯は強い青年なんだなと付き合うほどに思いました。
北海道に帰る毎に長い感想文を自ら書いてくれて律儀な一面も持ち合わせています。また、この文章も丁寧なんです。
その増田先生も現在は理学操体の運営にお手伝いをしてくれるようになり、北海道勉強会の主催者、吉田先生の右腕の働きをしてくれています。
昨日は理学操体FBにて「ダンサー」に関しての純粋な記事を書いてくれましたが、今日、私が紹介する増田先生からのメッセージはその記事に関する内容なので、当初予定していた「社風診断」は後回しにして、今朝、採りたて新鮮な増田先生のメッセージを紹介することにしました。
昨年、自信なさげな増田先生が着実に変わってきている様子がうかがえ私もとてもうれしくなりました。
増田先生だけでなく最近徐々に若いセラピストが臨床結果が伴ってきている様子なので運営スタッフ一同この方向性を加速していきたいと思います。
以下転載
~~~~~~~~~~~~~~~~~
加藤先生
夜分遅くに失礼します。先日は真Kポジションの撮影お疲れ様でした。(^ ^)
次のプレコンに向けて大変な時期だと思いますが、一つ嬉しい事がありましたので報告させてください。
今、弟が住み込みでダンスを習っている新潟のダンススタジオに来ているのですが、
そこの代表の方が丁度肩の動きがうまくいかず、結帯動作の時に痛みが出ると仰っていまして、
これは、、と思いはがしをやってみたところ、結帯動作が痛みなく出来るようになり
嬉しい事に、アナトミートレインの理論、それを用いた理学操体流のはがしに興味を持たれています。
加藤先生のコラボセミナーの事が頭を過ぎったのですが、既に終わっていた事を思いだし…
勧めたところ今度第三回があれば是非参加したいと言ってくださっていました(^ ^)
ほかのダンサーさんにもやってみたのですが、皆さんやはり感覚が良いので凄く評判が良く…!
「今度来た時に講習会をやってほしい!」
とまで言ってくださっていて、これは何か新しい話が持ち上がるかもしれません(^ ^)
と、その話も頂いてすごく嬉しかったのですが、
それ以上に、あんなにヘタレだった私がプロのダンサーを相手に理学操体の素晴らしさを伝える事ができました。
ここまで成長できたのも、加藤先生や事務局の方や、北海道勉強会のメンバーのおかげと考えています、
それがなによりも嬉しくて、加藤先生にいち早く報告したく、メッセージさせて頂きました。
夜分に突然の長文、大変失礼致しました💦
~~~~~~~~~~~~~~~~
転載ここまで。
長文お読みくださりありがとうございました。
増田先生のような誠実な若手セラピストが増え、横のつながりが全国に広がることが私たちスタッフの夢であり目標です。
加藤
理学操体セミナーのお知らせ
10月21日(土)理学操体沖縄セミナー
10月22日(日)理学操体宮﨑セミナー(残り1席)
11月3日 (金・祝)理学操体東京1デイセミナー
11月19日 オーストラリア(ブリスベン)セミナー
12月3日 (日)福岡セミナー
※毎月、東京浜松町にて一般向けセミナー開催しています
詳しくはコチラをご覧ください。
★10月18日 加藤先生のコラム
こんばんは
加藤です
前回書く予定だった「社風診断」
当院に通院されている経営者の方(Tさん)から教えていただいたことです。
私は基本的に経営に関しては本などは読まないのですが
必要なタイミングで患者さんが教えてくださるのでとても助かっています。
また、その経営者の方が実践しご本人が失敗していることも教えてくれるので
良いことばかり書いてある本よりもより実践的と思います。
特に失敗談は私の大好物です。
前々回のトレンドとシフトもこの患者さんから教えていただき
その流れで「社風診断」のお話もしてくださいました。
さて、前置きはそれくらいにして
「社風」とは・・・?辞書を引くと
「その企業の気風」と出てきます。
じゃ、気風とは?
「気性。気だて。特に、ある集団・地域内の人々に共通する気質」
とあります。
Tさんの企業も1000人規模の従業員を抱えていますが6年前は企業内がギクシャクし
離職者が多く、裏で職員内での足の引っ張り合いなどにも悩まされていたそうです。
悩まれたTさんが「社風診断」を専門にしている調査会社に依頼したところ
なんと最低ランクのFランクだっそうです。
酷いと思ってはいたけれど、評価で最低とは・・・。
とかなり落ち込んだそうです。
その社風診断ですが、調査内容が・・・
①目標(共有)
②コミュニケーション
③動機
の三つ。
それぞれが五つに枝分かれして詳細になるそうです。
これを経営陣、職員に調査し
それぞれの立場でのずれ度合い、一致度合いでA~F評価をするそうです。
そして、今年の夏にも同じ調査を依頼したところ
最高のAランクを獲得。
Aランクを獲得するためにいろいろなことを試されて失敗を繰り返しながら
手ごたえのある事を毎日実践しているそうです。
その実践内容もとてもユニークで私のお店にも適用できることなので
私も実践し始めています。
話が逸れるのでその実践内容に関してはここでは書きませんが
診断基準の「目標」は経営陣と職員で目標が共有されているか?
お互いに共有されてないなと思う時には、それは〇で
経営陣は理解されていて、職員としてはよくわからないという結果がでれば×
となるそうで、だめならダメなりにお互いに「うちの会社だめだよね」と
認識していたほうが共有されている〇と診断されるそうです。
この見方、おもしろいですね。
経営者の思い込みが一番ダメな診断へと繋がるのが社風診断のミソのようです。
さて、ここでこの
目標・コミュニケーション・動機
よくみると
施術における「評価」「施術」と似ていますね。
・・・と私は感じました。
施術者の一方的な施術目標ではなく患者さんのニーズに応えるような共有目標の設置
その、共有目標を決定するにあたり、もちろんコミュニケーションが必要ですね。
そして、その施術の共有目標を実現するには行動の継続が大事なことは明白なので
行動継続をするためにブレない「動機」を確認し合うというのが必要になります。
Tさんのお話を伺いながら
まったく、施術と同じ・・・と思ったわけです。
評価と施術は、施術者の独り善がりにならないで
患者さんのニーズとホープを共有しながら行なう。
患者さんが行動し、継続する「動機」もコミュニケーションを通して明確にする
あなたのお店の「社風」はいかがでしょか?
また、別な見方で
整体院でも、自分自身が経営者であり職員であるという
一人二役も三役もするのが【一人経営】だと思います。
経営者の視点で長期・中期・短期の目標を立て
従業員の役割として粛々と遂行する。
怠けたい自分と「内観」というコミュニケーションで
向き合い、怠けたい自分に動機を確認させることで行動の継続につながる
一人だけで経営する整体院においても
自分自身んで社風を診断し実践できることが出来ると思います。
でも・・・
繁盛しているお店は
自分なりに「社風診断」していますね。
PS
いよいよ一か月後に初海外セミナー
オーストラリア(ブリスベン)が開催されます。
★理学操体セミナー情報
10月21日(土)理学操体沖縄セミナー
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